北九州市政だより

NO.1492

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令和7年10月15日号 特集

特集
火災予防

担当課
消防局予防課 電話093-582-3836

身近に潜む 火災のリスク 家族と住まいを守るのはあなた自身!!

リチウムイオン電池による火災

 ハンディファンやモバイルバッテリー、スマートフォンなどに使われているリチウムイオン電池から出火した火災が、全国的に増えています。

ハンディファン モバイルバッテリー

ここに注意!!!
  • 発熱・膨張などの異常がある場合は使用しない。
  • 暖房器具の近くなど熱くなる場所に放置しない。
  • 水のかかる場所では使用しない。
  • 分別ルールに従って廃棄する。
火災発生の実験動画を見られます

こんろ火災

 飲食店や一般住宅で多い火災です。特に、天ぷら油の入った鍋を火にかけたまま放置することにより火災が発生しています。

天ぷら油火災 布巾への引火

ここに注意!!!
  • こんろを使うときは火のそばを絶対に離れない。
  • 周りに燃えやすいものを置かない。
  • 少量の油での揚げ物は、急激に油の温度が上昇し、発火する恐れがあるので注意する。

たばこ

たばこ

ここに注意!!!
  • 吸い殻は水につけて、完全に火を消して捨てる。
  • ポイ捨てや寝たばこはしない。

放火

放火

ここに注意!!!
  • 家の周りに燃えやすいものを置かない。
  • ごみは決められた日・場所に出す。
  • センサーライトなどを設置して明るくする。

電気配線

電気配線

ここに注意!!!
  • たこ足配線や束ねての使用を避ける。
  • コードの折れ曲がりや家具による踏みつけに注意する。

ストーブ

ストーブ

ここに注意!!!
  • ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
  • 安全装置の付いた機器を使用する。

市長からのメッセージ

 これからの季節は空気が乾き、火災が起こりやすくなります。ほんの少しの油断が、私たちのかけがえのない暮らしを一瞬で変えてしまうこともあるため、日常の備えがとても大切です。
 こんろやたばこの火の確認、住宅用火災警報器の設置や点検など、一つ一つの確かな心がけが大きな安心につながります。また、近ごろは充電式製品からの火災も増えており、便利さと上手に向き合う工夫も欠かせません。
 そして何より、地域で声をかけ合い、見守り合うことが防火の力になります。心安らぐ毎日を、これからもみんなで守っていきましょう。
 北九州市なら、必ず、できる!

北九州市長 武内 和久


▲5月、消防ポンプ操法大会にて

北九州市消防局マスコット「消すぞう君」

北九州市内の火災発生状況

昨年と比べて火災が増えています!

  • 火災件数 ... 161件(前年同期比+29件)
  • 死  者 ... 3人(前年同期比-10人)

令和7年1月1日〜8月31日の数値(速報値)

出火原因 1位 たばこ 22件 2位 こんろ 16件 3位 放火(ほうか) 15件 4位 電気機器 15件 5位 たき火 14件

火災による死者の多くは高齢者

北九州市における火災による死者(令和2〜6年(61人))

65歳以上 45人(74%) 65歳未満16人(26%)

消防士のイラスト

住宅用火災警報器で逃げ遅れを防ごう

亡くなった人の約半数は逃げ遅れによるもの!!

火災を早く発見し、早く避難するために、必ず住宅用火災警報器を設置しましょう!

住宅用火災警報器

3カ条

  • 月に1回の「点検」
  • 半年に1回の「清掃」
  • 10年経ったら「本体交換」さらに安心「無線式連動型」

点検 ボタンを押す ヒモを引く

清掃・交換

救急隊員のイラスト

さらなる安心!あんしん通報システム

通報装置本体 熱センサー 煙センサー ペンダントボタン(送信機)

  • (1)緊急事態の早期発見・通報
  • (2)事前登録で迅速な対応
  • (3)警備員の駆け付けサービス
  • (4)24時間対応可能な相談体制
利用要件
  • おおむね65歳以上の高齢者だけの世帯の人で、健康上注意が必要な人
  • 緊急事態を自力で回避することができないと認められる、次のいずれかの人
    • ・重度の身体障害がある人(障害程度1・2級の人)だけの世帯の人
    • ・重度の身体障害がある人で、高齢者か身体障害がある人だけの世帯の人

※利用には固定電話回線が必要です。

利用料金
生活保護受給世帯や生計の中心者が
市民税非課税者の世帯
無料
上記以外の人 月額1705円

消防車と救急車のイラスト

  • ※定期回線点検(48時間に1回)や緊急通報時などに発生する通話料金は、利用者の負担です。
  • ※各区役所の高齢者・障害者相談係が申込窓口となっており、申し込みの際に病歴や世帯状況の確認を行います。

11月9〜15日は秋の火災予防運動期間!!秋の火災予防運動メインイベント「本気(ガチ) 予防(ヨボー)」を開催!消防は本気(ガチ)です!

日時 11月15日(土) 10〜15時
場所 魚町みらい広場(小倉北区魚町1丁目)
※旧鳥町食道街

火災予防の意識を「みらい」につなぐため、市内の学生と共に企画したダンスステージや体験型ブースなどの火災予防イベントを行います。

ステージ企画


スペースLABO サイエンスショー
「科学の入り口へご招待!」

ゲスト


北九州市出身のモデル・女優
古田彩仁さん

  • 文字探しラリーと火災予防ビンゴゲームで小倉牛が当たる!
  • 地震体験車に乗れる!(12時から、限定60人)
  • インスタライブ開催!(フォローをお願いします)
特集に関するお問い合わせ
消防局予防課 電話093-582-3836

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