肺の生活習慣病:COPDが増えています
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- 保健福祉局健康推進課 電話093-582-2018
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、長期間の喫煙などによって気管支や肺が炎症を起こし、空気の流れが悪くなる病気です。進行するとちょっとした動作で息切れがしたり、咳や痰(たん)が続いたりして、日常生活がままならなくなります。
日本には530万人以上の患者がいると推定されていますが、本人も気付かないまま重症になっている場合が多い病気です。
正しい診断・治療を受けましょう
COPDは咳や痰、息切れなどのありふれた症状で始まり、異常を感じた時には重症化していることが多いため、できるだけ早く、正しい診断・治療を受けることが重要です。
気になる症状がある人は肺の機能検査のために呼吸器科を受診しましょう。
原因の9割はたばこです
喫煙者の約2割がCOPDにかかるというデータもあり、特に10年以上喫煙している人、1日何十本も吸うヘビースモーカーは、さらにリスクが高くなるといわれています。
COPDは一度進行すると完全に治ることはありません。COPDを防ぐには、たばこをやめて肺機能の低下を防ぐことが何より重要です。
たばこをやめたい人のために北九州市では「禁煙支援ガイドブック」を作成しています。ぜひご活用ください。