北九州市の財政状況(令和6年度一般会計決算)
令和6年度は、前年度と比較すると市税などは実質的に増収となり、堅調な伸びを示したものの、物価高の影響や扶助費、人件費、公債費などの歳出の増加圧力が増収を大幅に上回ったことにより、北九州市の貯金である財源調整用基金の残高は、前年度比で32億円減の344億円となりました。
一方、このような状況下でも、人や企業に選ばれる都市を目指す施策を積み重ね、「60年ぶりの人口転入超過」をはじめとする多くの成果が生まれました。
歳入(収入)
市税収入は、個人市民税の定額減税の影響で対前年度比9億円となりましたが、定額減税などの減収補填として交付される地方特例交付金が増となったため、実質的な市税収入は対前年度比で40億円増と堅調に推移しています。

[単位:億円 ()内は構成比%]
歳出(支出)
保育所運営費や障害福祉サービス事業等の扶助費や、人件費の上昇、新日明工場建設事業等の投資的経費の増加などにより、歳出総額は前年度よりも増加しました。

[単位:億円 ()内は構成比%]
『稼げるまち』に向けた1年の主な成果
福祉・医療関係費の伸びや人件費の上昇など、今後も歳出の増加が続くことが予想されます。
そこで、市政変革による「創る改革」の推進や「稼げるまち」の実現に取り組み、経済成長を実現させることで、市民の皆さんの医療・福祉、子育てなどに還元しつつ、財政の健全化を推進していきます。
マンガで読める!わかりやすい北九州市の財政
北九州市の財政状況や成長に向けた取り組みなどをマンガで分かりやすく解説しています。
※各区役所・出張所、各市民センターでも配布しています。
[抜粋]マンガで読める!わかりやすい北九州市の財政 漫画:三崎てるひこ
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- 財政・変革局財政課 電話093-582-2002


