補装具とは、身体の部分的欠損又は身体の機能の損傷を補い、日常生活や職業生活を容易にするために必要な用具です。障害のある人等が、出来るだけ自立し、積極的に社会参加することを可能にするために必要不可欠な用具です。障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)では、補装具の購入、借受け、修理に要する費用の一割を本人等に負担していただく制度となっています。また、一般健康保険や労働災害補償など、他の法律の適用が優先される事になっています。
補装具は、基本的に長時間体に接しているので、使用時の違和感や苦痛がないよう慎重に体に合わせる必要があります。身体障害者更生相談所では補装具の必要性の判断(要否判定)をはじめ、専門知識を有する医師による処方や製作過程の適合状態の確認(仮合せ)、そして補装具が完成したときの最終確認(適合判定)などを行っています。
補装具の判定には、処方や製作、適合に関する専門的な知識や技術、製作業者に対する指導、装着やメインテナンスのノウハウなどが求められるところから、実際に補装具を使う方に更生相談所まで来所して判定を受けていただきます。ただし、補装具の一部については、各区役所保健福祉課で必要性の判断が行われます。
診察科 | 相談日 | 受付時間 |
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リハビリテーション科 | 水曜日(月4回) | 13時から14時 |
耳鼻咽喉科 | 第2・4木曜日(月2回) | 13時30分から14時30分 |
眼科 | 第2・4木曜日(月2回) | 15時から15時30分 |